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編み物とか糸のこととか

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桑取り、大変!


 今日はたくさん桑取りをしました。
 もちろん、蚕さんのごはんの桑です。
 明日は雨が降りそうなので、明日の分も(そして明後日は土曜日なので明後日の分も)まとめて桑取り。
 というわけで、すっごいたくさん!

 桑取りも慣れてきた~と思ったのですが、さすがにたくさんすぎて、終わったらフラフラでした~。

 ちなみに、今のお蚕さんは5齢、「壮蚕」と呼ばれる時期でして、蛹になる直前です。
 この時期が一番桑を食べるのです。
 
 目安ですが

一齢:桑を一センチ角くらいに小さく切ってあげる。
二齢:もう少し大きくてもいいけれど、やっぱり切ってあげる。3センチ角くらいかなあ?
三齢:ざっくり切ってあげる。大きな葉っぱは3切れくらい、小さめ葉っぱは2つに切るくらい。
四齢:もぎ桑であげる。
五齢:条(枝)ごとあげる。

 きっちり決まってるわけでなくて四齢も最初だけもぎ桑であげて後は条であげたりしてました。
 今は条であげてるんですね。これを条桑育というらしいです。

 で、今までは桑畑で桑をもぎってカゴにつめて運んでいたのを、今度は条(枝)を一抱えごとに縄で縛って運んでいます。この束を、一束、二束と数えるのだそうです。

 太くなった枝を切って集めて束にして軽トラまで運んで……を繰り返し。
 私、たくましくなれそうです。

 今だけだからと頑張れるけど、これが年中だったら無理だなぁ~。

 もりもりゴハンを食べてる蚕さんを見てると、苦労も吹き飛びますけどね(^^)
 大きくなってきたので、足の力も強くなり、手に乗せるとキューとしがみついてくるようになりました。
 これが可愛いんだな~。

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蚕さん 経過報告


 だいぶ時間が開いてしまいましたが蚕さん。
 だいぶおっきくなりました!

 都合でお写真はお見せできないのですが、現在メインでお育てしている蚕さん(何種類かを同時進行でお育てしてます)は、3齢~4齢くらいになってます。

 稚蚕のころは温度湿度が特に大事!
 ですが、4齢くらいになってくるとダイブ丈夫になってきますし、お世話をする側としても安心して接することができます。
 それに、桑でお育てしていると、バリバリ食べていらっしゃるのがはっきり目で見てわかるので、ますます愛おしくなります❤

 桑の葉の端っこから、舐めとるというか削り取るというか、食べ方も可愛らしいですよね。

 稚蚕のころは、お世話をするときに消毒済みの白衣を着て、手もきれいに消毒するのですが、4齢以上になると一般の農家さんと同じく、そこまで気を使わなくても大丈夫になってきます。

 桑も、葉を小さく切ってから差し上げていたのが、枝ごと(条と言います)差し上げてもばりばり食べてくださいます。

 あんまり触ると弱っちゃうそうなので、お世話の必要最低限と我慢してますが、すべすべしててやわらかくて、気持ちいんですよ~。

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今日は草刈り


 漫画の死神が持っているような鎌の小さいバージョンを用いて。
 今日は草刈りをやってみました。
 草削りじゃなく、草刈りのほうです。

 キレ味のいい鎌を使ったので、ザックザックととっても快適に切れて、楽しくてなかなかやめられないくらい(^v^)

 しかし、週に一度程度はやり続けないといけないので、そう考えると結構大変そうですよねぇ。

 ちなみに最近覚えた単語。

 拡座:カイコさんの生息フィールドを広げること。
 縮坐:カイコさんの生息フィールドを小さくすること。

 カイコさんは「ここからここまで」と人間が決めた場所(たとえば30センチ×40センチなど)に桑を広げておくと、その範囲から出て行こうとしません。
 おとなしくて賢いのです!

 出ていっても、ゴハン(桑)もないですしね…。

 で、蚕さんがだんだん大きくなってきて、手狭になってきたら、そのフィールド「座」を、蚕さんに合わせて広げたりしたりするのです。
 あんまり密集しすぎてたらかわいそうでしょ?
 私だって満員電車は嫌いだし、カイコさんも多分同じだと思います。
 ゆとりある住環境をカイコさんにご提供するのです。

 うん、うまく説明できませんでした。
 要するに「カイコさんフィールド拡張!」だということです。

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小石丸の小さいのを見てきましたよ

小石丸。
 それは、皇居で美智子皇后陛下がお育てになられている蚕さん(品種名)。
 それは、あこがれ。

 の、小石丸さんを拝見してきました!
 生まれたばかりの小石丸さんは、他の蚕さんより気持ち茶色?(普通の蚕さんは黒)って感じでしたが、ごはんを食べて少しだけ大きくなった小石丸さん、やっぱり茶色。色がうすくなってくるにつれて、黒じゃなく茶色と言うのがはっきりわかりました。

 ちなみに小石丸さんの特徴を教えていただいたところ。

・体が小さい。
・繭を作る場所にはちょっと神経質。
・体は小さくても、体の大きな品種にもためらわずにホイホイ交尾する。
・むしろ相手がオスでも構わず交尾する。

 という、なんとも大和男子らしい品種なのだそうです。
 体は小さくとも恐れを知らず、男は知る、と。


 ところで、話は変わりますが、友人よりゆるキャラ「まゆたん」の草稿(というか走り書き)を送ってもらいました。

 

 まゆたん。

キャラ付け案
①絹糸を使ってスパイダーマンのように大活躍(しようとしてボケる)
②まゆ汁ブシャー(残念、それはまゆ汁ではなく蛹のオシッコだ)
③京都のまゆまろ(http://www.mayumaro.jp/)の全裸バージョンと見間違えてもらうことにより知名度アップ

 つか、私はめっちゃ可愛いと思います。まゆたん。



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ホルマリン(気化)に浸ってきました。


 さてさて、暖かくなってきましたね。
 蚕さんたちもそろそろ孵化したくなってくるシーズンです。
 養蚕農家さんたちも、本年の養蚕業開始となる季節です。
 見習いの私も、卵から孵った蚕さんのお育て(のお手伝い)開始です。
 
 生まれたばかりの蚕さん(毛蚕または稚蚕などと呼びます)は、赤ちゃんだから、病気に弱いのです。
 だからお育てするときは、病気にならないように、滅菌殺菌消毒!

 というわけで先日より養蚕の研修をさせていただいているところでは、蚕さんの赤さんをお迎えするために、あちこちをホルマリンで消毒しています。

(Silk New Wave http://www.nias.affrc.go.jp/silkwave/hiroba/silk_wave.htm さんの
「蚕の飼育者便覧」⇒「2.掃立と飼育」にて消毒法が掲載されています)



 で、私、ホルマリンというと理科室にあったホルマリン漬けの標本ぐらいしかイメージわかないくらい、よく臭いと言われているホルマリンのにおいもよく知らないまま消毒後のお部屋に入りましたが。



 ……!!!



 なかなかその……刺激的でございました。

 蚕さんは平気なのかなぁ?とちょっと心配になったのですが、生まれたばかりの蚕さん(3ミリくらい)は、元気にもりもりと桑の葉を召し上がってました。
 大きくなぁれ♪

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