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桑園の草取りをしました


 カイコさんをお育てするためには、まずカイコさんに召し上がっていただく桑が必要です。
 そのため、3月下旬に桑の苗を数本、植えておりました。
 4月23日はその桑の苗の周りに生えた雑草のみなさんを退治しました。

 

 じゃーん。
 なかなかみっしり生えております。
 一か月(しかもまだ春先)でも、かなり生えそろうものですね。

 せっかく生えた草をむしるのは、都会っ子にとってはもったいない気持ちすらするものですが、ここは桑苗さんのためにご用意した場所。
 心を鬼にしてむっしむっしとむしります。

 

 ところが私の手では、一株の周りをキレイにするだけで、20分ほどかかります。
 小さな面積なのに、一体いつになったら終わるやら…。
 とにかく無心で草を退治し続けます。
 駆逐してやるぞー!


 


 結局、午前中いっぱいかけても目標の半分ほど。
 草って手ごわい……。
 毎日ちょっとずつ草をとっていかないといけないですねぇ……。

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蚕糸技術センターで遺伝子組み換えカイコの話を聞いてきました

群馬県前橋市にある蚕糸技術センターへ行ってまいりました。
 なぜかというと、今日は「遺伝子組み換えカイコ」さんの講習があったからです。

 遺伝子組み換えカイコとはなんぞや?
「光る絹糸が取れるカイコさんや、水に強い絹糸を作れるカイコさんなど、これまでにない繊維を遺伝子組み換え技術で手に入れちゃおう」
 という考えのもと、現在研究されているカイコさんです。
 現在、センターで飼育されているのみで、一般の農家では飼育はできません。
 実験にて、安心安全が確認されてからでないと、一般人には育てられないのです。
 カイコさんは自分で空を飛べないし、自力ではほとんど移動しないし、もし外に出ても弱すぎてすぐにやられてしまうので、遺伝子を組み替えても自然界への流出の危険性はほとんどないと考えられています。
 それを実証するべく研究をなさっているのが、こちらの蚕糸技術センターです。





 ちなみにセンターの周囲はたくさんの桑が植えてあります。
 しかも、たくさんの種類の桑が。
 桑の木ってこんなにたくさんの種類があるんですねぇ…。
 ゆっくり見て回りたかったけれど、今日は残念、またの機会に。



 



 じゃーん✨
 これが遺伝子組み換えカイコさんのおうちです✨
 立派な広~いこのお部屋は、野生のクワコが迷い込んでこないように、遺伝子組み換えカイコさんが漏れないように、いろいろと工夫をされていました。
 奥に見えるのが飼育台、手前が回転マブシです。
 ハウスに入ると専用の衣服や靴に履き替えてからお世話をするのだそうです。
 (※今は育成していないため、私たちは着替えずに見学させていただきました)

 それにしても、同じハウスでお育てから上蔟までできるなんて、いいですね~。
 私もこういうハウスが欲しいものです。



 遺伝子組み換えカイコさんが野生種と混ざらないように、とても気を使って育成をなさっていました。


 遺伝子組み換えカイコさんはぜひ育てたい。
 しかし、これだけの設備を個人で揃えるのは大変そうだなぁ…。
 と思っておりましたが、センターの方のお話では、もっと農家の方が育成しやすいように申請をしていく予定とのこと。
 私にも手が届くかもしれない…。
 ワクワクします♪


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会社、やめました。


 普通に会社員をしてました。
 毎朝同じ時間に起きて、通勤して(勤務場所によっては満員電車で)、仕事して、日が暮れた後に家に帰る。
 幸いなことに正社員で雇っていただいていたので、収入は安定している。賞与ももらえるし、将来は退職金も企業年金も保障されているし、社会保険もしっかりしている。
 ありがたい状況で、仕事もがんばろうと思っていました。


 が、退職して農家になることにしました。
 しかも、養蚕です。
 都会生まれ都会暮らしなので、緑の多い(虫も多い)ところに住むことすら初経験!
「田んぼもトンボも遠足でしか見られないもの」
 が常識だった都会のモヤシっ子が、大人になってから体験も予備知識も人脈もないまま農家を目指す。
 無謀な試みですが、この日本国の養蚕、絹の文化を引き継ぎたい思いから、一所懸命やろうと思います。
 がんばります!

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とこたち
性別:
女性

 

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