整経とは、クリールに配置されたボビンまたはチーズ状の糸を、織物設計に基づき、経糸として必要な本数・長さ・密度・幅および色糸の配列順序などに従い、 一様な張力で整経枠やビーム、ドラム等に巻き取る作業をいいます。
(鯖江工から全文引用)というわけで、今日はcanoanさんにてワークショップに参加してきました。
まずは計算。
今回は「1m×21cm」のものを織ることにしました。
1mに縮み分の5%分を足し、さらに”織り付”の0.5mを足して、縦糸の長さは1.55mと算出。
縦糸の本数は、「1cmに6羽のおさを使用」することにし、「6羽×2(丸羽)×20cm」で、240本が必要と算出。
1.55mの絹糸が240本必要ということです。
ざっと計算して37.2mですね。
この長さの糸を、4つの木枠に巻きつけました。
1つあたり100m巻くことにしました。
ゴコウにかける前によく綾を出しておき、糸をほぐしておくことがポイントだそうです。
うーん、ゴコウ、ほしいな…。
ゴコウ → カウンター → 糸繰り器 の順番でセット。ハンドルをくるくる回していると糸が枠に巻き取られます。これはちょっと、毛糸の玉巻き器に似てる感じ。
さて次にその枠を整経台にセットしました。
台の枠、1周辺り「1.55m」になるようにセットし、その枠に4本の糸を同時に「60回」巻き付ければ、「60回×4」で240回巻かれたことになります。
で、その後に切れば、「240本の1.55mの糸」が出来上がるわけです。
なるほどー。
糸を巻くときには「数えあや」を作り、後で数えやすくしておくことや
あやを作っておくことで糸が絡まないようにすることなどを教えていただきました。
明日もワークショップです。楽しみ!
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