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編み物とか糸のこととか

作ったものとかそういうのの

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昨日精錬した真綿は

昨日精練した真綿、まだ乾ききっていないのですが、状態が気になるので取り出してみました。
写真の通り、思ったよりまだ繭の形が残っていて、
「こりゃまだ煮足りなかったかなー」
と心配したのですが。



こういう状態です。
それで、試しに綿を引き出してみました。



おお、思ったよりするする引っ張れます。
しかも、繭の形が残っているように見えたところも、するする行けます。
これでしっかりセリシンは落ちている様子。
ちゃんと真綿になっていて、糸も作れそうです。
よかったー。
というわけで、この繭(ぐんま200、生、2016年春蚕のもの)に関しては、この分量、煮時間でオッケーみたいです。



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精錬をしてみました。

自分のうちで、ありもので精練をする、を試してみています。

切って中身を出した後の繭です。
ちなみに、ぐんま200です。
さらに、生繭だったりして。



鍋を買うお金をケチって、今はほとんど使っていないフライパンを精練用におろすことにしました。
普通は熱湯の中で繭が泳げるように、底の深い鍋を用意したほうがいいと思います。
適当に繭をフライパンいっぱいぶんくらい投入してみました。
そしてかぶるくらいの水を投入。うちのフライパンの場合は1Lでした。
さらに重曹を投入。以前にお話しさせていただいた方から、
「濃い水溶液にしたら早く精練が終わる、薄くても長く煮たら精練できる。それぞれの好みだし、セリシンの残り具合も好みでいいと思う」
と聞かせていただいていたので、今回はひとまず、小さじ1杯を投入してみました。



煮始めて10分経過頃。
一度ふき零してしまいました
そして弱火にしたら、今度は火加減が弱すぎて沸騰してない状態が続いていたのに、しばらく気づかず、という。
それでも10分で、糸がだいぶほぐれてきました。



そのまま30分煮たのがこちらになります(料理番組風に)。
見た目ではふわふわ、いくつか引き出してみたら、ちゃんと真綿状に引き延ばすことができました。
なのでこれでいいかなーと思いつつ、念のため10分ほどこのまま放置して「蒸らす」ことにしました。



そうして最後は流水でじゃばじゃば重曹を落として、きれいな真っ白い色になりました。
これを日陰で干して、乾いたら、糸にしてみます。
うまく糸になったらよいのですが。



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和なり屋さんに行ってきました。

和なり屋さんへ行ってきました。



浅草駅から歩くこと10分ほど、運悪く雪の日でしたが、浅草の街中で藍染ができるというのでワクワク向かいました。
店構え、かわいい! 期待値あがりました。

店舗の中の写真を撮り忘れましたが、すっごいいい雰囲気でした。江戸の浮世絵で見るような小上がりのあるお店、たくさんの藍染の作品が飾ってあってとっても和風の気分になれます。

私は一番簡単な絞り染めをさせていただきました。
たたんで縛って、藍染の壺にドボンの、最も簡単なものです。
しっかり微生物が繁殖して藍の花がたくさん立っている状態のもので、3回染める、とってもしっかり藍色になるように染めさせていただきました。



曼荼羅っぽくなるようにしたかったのですが、丸い円を作るのがうまくいかず。
難しいですねー!
でも細かいいろんな形や藍のグラデーションがきれいで、満足です。



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最近編んだもの

編み小物をいろいろと検討しておりまして。近頃めくらめっぽうやたらに編み散らかしまくっています。
 その中の一部、最近、シルクで編んだものをご紹介しますね。

 まず桐生で買ってきた絹糸でかぎ針、ごりごり4号で編みまして。
 ヘアゴムにとにかく編みつけただけですが、とりあえずこれなら1時間ほどで編めますので、編み物初心者の人にもとっつきやすい、かも。



 ヘアゴムに細編みで80目を編み付けまして、16目1模様でがっつがっつ編みました。
 髪につけると、はなびらが重なって、雰囲気が変わるところがちょっと気に入ってます。
 糸の量も少ないし、平面なので作りやすいかなー。
 そう、いろんな人に編んでもらいたいと思っているので、短時間で簡単に編めるものを検討しているのです。

 さらに同じ糸で、さらに作りやすそうな「バングル」風。



 こちらはほんとにあっという間に編み終えられるし、編み方も細編みと長々編みの2種類だけでだいたいできてしまうから、ほんとカンタン。
 量産もできるし、いいかもー。


 最後に。
 きびそで編んだ帽子です。
 きびそ、これが、碓氷製糸場さんから、以前は売っていなかったんだけどというものをお願いして譲っていただいたのですが、まぁそういうわけなので「後でほどいて糸として使う」ことをあまり念頭に置いてないのかな、カセから玉にする際にあちこちもつれていて、非常に苦労します。うまいことシャシャっと玉にする方法が見つかればいいなぁ。




 編んでいても糸が固くて手がとっても疲れちゃうのと、糸の太さがバラバラなので一目ごとにイレギュラーな手加減が必要になってきて、うーん、パターン自体はとっても簡単なのだけれど、編みやすい糸で編みなれてから、という気がします。
 最初からこれに挑戦して、「編み物って手は痛くなるし肩は凝るし、大変なのよー」て思われちゃうと残念だし。

 ちなみに編むのは、がんばれば1日で終わるだろうけれど、2日は見ておきたいです。
 2本取りにしてもう少ししっかりした編地にしようと、大きな号数のかぎ針を買ってきたのですが、あんまりにも糸が固くて挫折…。
 手芸メーカーの夏糸でなら、4~5時間で編めちゃうものが、キビソになると2日かかるっていう、そういう寸法です。



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ろうけつ染めをやってみました。

25日はろうけつ染めをやってみました。

①まず、「ろう」で白抜きするところを筆で描きます。
このあと、色をさすので、色がにじまないように輪郭はきっちり閉じておくことがポイントだそうです。






②葉っぱの色から塗っていきました。
後から知ったのですが、蝋の線の上に染料がはみ出さないように、筆で染料を置いたときに「滲む」のを利用して、隅までは塗らないようにするほうがいいのだそうです。
知らなかったので、ぐりぐり、ちゃんと隅まで塗れるようにキッチリ筆で塗ってしまいました。
なので蝋の上に染料が乗ってしまっています。





③そんな感じで筆で塗っていきます。今回は「北欧」っぽい雰囲気にしたかったので、ベタ塗りですが、筆で塗っていくので微妙な色の変化やグラデーションを付けることは可能です。




④全部塗り切ったら地の色を塗ります。今回は薄いベージュにしたので写真じゃわかりづらいと思います。
全部染めたらロウを落とします。
写真では落としきれていないので、少し色が変わってますが、この後ドライクリーニングするとキレイに取れるそうです。




こんな感じ。



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