自分のうちで、ありもので精練をする、を試してみています。
切って中身を出した後の繭です。
ちなみに、ぐんま200です。
さらに、生繭だったりして。
鍋を買うお金をケチって、今はほとんど使っていないフライパンを精練用におろすことにしました。
普通は熱湯の中で繭が泳げるように、底の深い鍋を用意したほうがいいと思います。
適当に繭をフライパンいっぱいぶんくらい投入してみました。
そしてかぶるくらいの水を投入。うちのフライパンの場合は1Lでした。
さらに重曹を投入。以前にお話しさせていただいた方から、
「濃い水溶液にしたら早く精練が終わる、薄くても長く煮たら精練できる。それぞれの好みだし、セリシンの残り具合も好みでいいと思う」
と聞かせていただいていたので、今回はひとまず、小さじ1杯を投入してみました。
煮始めて10分経過頃。
一度ふき零してしまいました
そして弱火にしたら、今度は火加減が弱すぎて沸騰してない状態が続いていたのに、しばらく気づかず、という。
それでも10分で、糸がだいぶほぐれてきました。
そのまま30分煮たのがこちらになります(料理番組風に)。
見た目ではふわふわ、いくつか引き出してみたら、ちゃんと真綿状に引き延ばすことができました。
なのでこれでいいかなーと思いつつ、念のため10分ほどこのまま放置して「蒸らす」ことにしました。
そうして最後は流水でじゃばじゃば重曹を落として、きれいな真っ白い色になりました。
これを日陰で干して、乾いたら、糸にしてみます。
うまく糸になったらよいのですが。
人気ブログランキングへ