10月14日、日本絹の里で草木染による型染研究会の第3回が行われました。
今回は、以前に彫った薔薇の型を使って染めました。
染料は、
・ラック
・エンジュ
・ザクロ
・藍
・墨
・ヤマモモ(地の色)
です。
こちらが「糊置き」まで進めた状態です。最初に色刺しをした後、型の通りに糊を置いていきました。
今回は紗を入れていない型でしたので、アルミのような紗の板を上に置いて、糊を置きました。
墨やラックの染料が、型よりはみ出してしまっているのが、よくわかります…。
こちらが、糊が乾いた後にさらに色を置いた状態です。
左の葉を茶色にしたかったので、墨とラックを塗っています。
この後、ヤマモモを入れると、茶色になるはず…。
こちらができあがり!
ヤマモモを染めた後、熱湯で5分ほど煮込んで色を定着させました。
左の青薔薇はもう少し中心を紫にしたかったなーとか。
右の薔薇は緑のグラデーションにする予定が、黄色(エンジュ)がほとんど発色せず(上に糊を置いたから発色しないですよね…)、微妙な色になってしまいました。
右と左で立体的なのと版画的なのとでタッチが混ざってるのは、現在勉強中でいろいろ試行錯誤、試している最中だからということでご容赦ください。
糊の白抜きも、妙に目立ってしまって、ダメですねぇ。
最後に、研究会メンバー全員の作品です。
みなさん、練習だからといろいろな試みを用いて、楽しく作成しています。
他の型の作品を拝見するのはとっても勉強になります。
今回も楽しくできました。
次回までに宿題があるので、それを悩みつつ。