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編み物とか糸のこととか

作ったものとかそういうのの

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読書 「記録写真 養蚕のいま」

ちちぶでの養蚕の様子を写真で記録した本です。カラーページが多数あり。

一番びっくりした記述は
「花園町(現深谷市花園)の柳さんは大型機械を導入し100箱(27.000頭×100)の蚕を育てています。」
とのこと。

100箱!

必要な桑の量、桑畑の広さを考えると圧倒されます。

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読書 「蚕 絹糸を吐く虫と日本人」

養蚕の手引き、ではなく、養蚕の歴史や民俗学的な観点からの本です。
 いろんな民間信仰や神話について頭の中を整理することができましたし、
 行きたい神社やお寺がたくさん増えました。


 

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金色姫

金色姫の伝説になぞらえた「休み」の呼び方、今も群馬県富岡市で養蚕をされている方は使われています。

「獅子休み」
「竹休み」
「船休み」
「庭休み」

近頃は稚蚕を共同飼育するようになりましたので、船休みと庭休み以外はなかなか使わなくなってきました。

常陸国の筑波郡豊浦(とゆら)湊、そこが金色姫の流れ着いた場所。
行ってみたいです。

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グスコーブドリの伝記

宮沢賢治
グスコーブドリの伝記


天蚕が出てくるお話、ということで、以前から読みたいと思っておりました。
ふむふむなるほどこれは天蚕に違いない!
「てぐす」と呼ばれていますが、もともと天蚕の糸は「テグス」に使われていましたし。

繭から羽化しないようにする技術が確立されていない時代ということなのでしょうか。
どんどん羽化していって、必死になって糸を作っている様子、なんだか目に浮かぶようです。
鱗粉が雪のよう、というのも、種取を体験した身には、まったく誇張ではなくそう見えることも知っておりまして。

「沼ばたけ」の「オリザ」は、そのまま、田んぼのお米のことなのでしょう。
沼ばたけ、オリザというとなんだかメルヘンな響きがして可愛いですね。

ラストシーンが某アニメを思い起こさせました。

蚕や天蚕が出てくる物語、他にも読みたいですねぇ。

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ぐんま黄金

ぐんま黄金で糸を作るところを見せていただきました。

ぐんま黄金:http://www.pref.gunma.jp/07/p14710002.html
> 群馬県蚕糸技術センター育成の日本種「ぐんま」と、黄繭中国種「支125号」との、日中一代交雑種です。

黄色い繭ができる品種なんです。それも、温度が高い所で繭を作らせると、ますます色が濃くなるのだとか。





はい、こちら。
黄色いですねぇ。
この繭から糸を取るところを見せていただきました。







こちらの糸は、あえてウェーブをたくさん出した糸の取り方なんだそうです。
とってもきれい…。


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