きびそで2種類のモノを編んでみました。
ひとつめは、工房風花さんのところの、草木染をしたきびその糸です。
みどりがバラ、ピンクが桜です。
両面イギリスゴム編みでネックスヌードにしました。
最近はやりのベルンド・ケストラーさんの本を参考にしています。
裏表両方でタテジマになったほうがおもしろいですもんね。
太い所、細い所と糸の太さにバラツキが激しく、柄を作る編みこみ模様は難しいと考えて、こういう形にしました。
これなら
・ピンクが細いときは、その裏側の緑を太い糸で
・緑が細いときは、その裏側のピンクを太い糸で
とバランスを取っていけば、全体としての厚みは均一になります。(理屈上は)
それにタテジマなら太さ細さの差が出ても、それもヨロケジマということにしてもらえるかもしれません。
8号輪針でがっつがっつ編んで、通常の伏せ止めです。
そういえば、これだけ太さにバラツキがあるのなら、それこそケストラーさんのメデゥーサフリンジはどんな仕上がりになるのか。
興味が出てきたので、後日、試してみたいと思います。
ふわふわなのですが、キビソはサナギの出ガラが混じっているので、それを取るのがなかなか億劫でした。
この問題をなんとか解決策を考えなくてはいけません。
一つ一つ取るしかないですか…。
二つ目は、碓氷製糸から直接購入した、染色も精練もしていないキビソ糸で、帽子を編みました。
固くてバリバリの状態なので、かぎ針に向いています。
帽子やバッグなどの雑貨を作っても、フォルムが立ちます。
ただし、こちらも糸の太さにかなりバラつきがあるため、「まっ平」「まっすぐ」などを編むことはなかなか難しいです。
後日、同じような帽子をいくつも作って、編んでから精練したり、染色したりを試してみたいと思っています。