9月29日、秩父にて養蚕農家の久米さん宅さんを見学させていただきました。
久米さんのお宅ではなんと、多段循環式飼育装置が現役で活躍中です!
私は教科書でしか見たことがなかったため大興奮でした。
動くところも見せていただきまして大感動です。
ひとつのカゴの大きさは、タタミ一畳くらいでしょうか。
この大きさのほうが、一般的な固定式の飼育台よりも、取り回ししやすいように思います。
網をかけるのも楽なような?
実際に作業をしてみるといろいろあるのかもしれませんが。
そして、上蔟室も見せていただきました。
マブシがたくさん!
とてもきれいにしていらっしゃったので、平成になってから建てられたのかと思ったのですが、
お話を聞くとどうやら昭和の50年ごろ?に建てられたとのこと。
ビックリしました。
やはりお蚕さんが繭を作る場所だから、キレイにしていらっしゃるのでしょうか。
育てていらっしゃったのは、埼玉固有品種のいろどり。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0904/909-20091209-210.html情報を見ると、お化粧品にとってもよさそうですね。
稚蚕から飼育していらっしゃるとのことで、稚蚕飼育室、飼育台、上蔟室のローテーション方法もとても参考になりました。
久米様、ありがとうございました!