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編み物とか糸のこととか

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高橋純一さんのお米を食べて

精米したてのお米を、明日の朝ご飯用に炊いて、おにぎりを作り、少しつまみ食いをしたら。

 旨すぎてなかなか止められずに小さいおにぎりになりました。
 これが、米の本気か。
 旨すぎる。

 小学生のころ、秋田のおばあちゃんが一度だけ大阪の家に来ました。
 おばあちゃんは
「なんもお構いしなくていいよ。私は米さえあればいい」
 と言ってました。
 でもあんまり食べてなくて、子供ながらに不思議。
 田舎に帰った後は、秋田からコメが送られてきました。
 母、それを見て
「うちのごはん、まずかったんやろうなぁ」
 て言ってました。

 理屈では、そりゃそうだろうってわかります。
 大阪のマンションの8階に住み、マンション屋上のタンクにためられた大阪の水道水で炊いた、精米してからどれくらい経ったかわからんような米を、料理にこだわりが一切ない母が炊飯器で適当に炊いたもの、そりゃまずいだろうと。

 しかし、今日、
「なるほど大阪の米はまずかった」
 と心底から納得でした。

 米ってオイシイ。
 日本人、すごい。
 明治維新より前の日本人はほとんどみんながこんな旨い米を日常的に食べていたんだろう(今のように会社勤めとか工場勤務とかそういうのはアンマリないはずなので)と思うと、昔のほうが豊かであったという思いをさらに強くするのでした。

 昔の日本人は、MADE IN JAPAN、手づくり、安心国産無農薬、そんなもの”だけ”で暮らしていたのですよ。衣食住、すべてですよ。
 その豊かさ、今の世に復刻させたい。
 米を食べて、改めて、そのことに思いをはせるのでした。

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